ちょっと前に、1600万画素以内であれば無制限に画像を保存できるという触れ込みでGoogle Photosが話題になった。
もしかしたらこいつが、このサイトにおける画像ホスト的な役割を担えるのではないかと期待しちょっと調べてみた。
結果、下記のようなのがまず見つかった。
正直言うと、失望という感じだった。
少なくともオフィシャルな感じではない。
それでも諦めず英語で探したりなんやかんやしていると、
Googleフォト埋め込みタグジェネレーター(Github)
というのが見つかった。
作った人のブログ記事なんかを見てみると、Picker APIというのを利用しているらしい。
良さそうだなぁと思いつつ、そういえばGoogle PhotosのAPIって提供されていないのかと調べてみると
Picasaは終了したけど、Googleフォトの制御にPicasaのAPIはまだ使えますよ
という記事が。
ならばと、ささっとAPIについて解説している記事がないかと探してみると
Picasa APIの使い方まとめ(サンプルコード付き)
というのがあったので見てみると、何やらUserIDとAlbumIDが必要だという。
Picasaにはそういうのが存在したのかもしれないが、Googleにはそんなの存在しないだろうと思いながら、一つの心当たりが。
それが、Picasaのリダイレクトであるアルバム アーカイブ。
こいつにアクセスしたときのURLの数値が、PicasaのIDなんじゃないか。
と思って、先のPicasaAPIに入れてみるとビンゴだった。
が、どうやら新しいアルバムはJson形式では表示されないようだったので、とりあえずXMLで触っている。
Tips
Picker APIかPicasa APIで得られた画像URLをちょっといじるといろいろ変えられる。(参考)
ちなみに、このURLで変えられるサイズの上限は2^14-1な模様。
多分Google Photoにこのサイズ以上のをあげようと思っても縮められるのだろう。その前に他の制限に掛かりそうだが。
結論
Picker使うかPicasa使うかは結構用途に依りそう。
個人用ならPickerのほうが圧倒的に楽かなぁと思うが、Picasaのほうも権限を要しないしブラウザで頑張れば見れるという点で勝っているかもしれない。
今度どっちかで、WebApp作ってやろうかなぁと思う。
感想
Google Photos周りがまだ未整備感あるなぁと感じた。
PicasaとGoogle Driveとアルバム アーカイブとGoogle PhotosとBloggerを延々回らされたので、せめてもうちょっとわかりやすくなってくれればなぁと。
まとめ(記事に書いていない解決法含む)
- Picasa API利用
- アルバム アーカイブにアクセスし、URLからIDを取得
- Picasa APIにIDを入れ、アクセスしXMLを頑張って読み込む。
- メリット
- おそらく最も生に近いAPI
- やろうと思えばブラウザで扱える
- デメリット
- ID取得がちょっと面倒
- XML扱うのがちょっと面倒
- Picker API利用
- Google API Consoleでプロジェクトを立て、クライアントIDを取得。
- Pickerを読み込んで、頑張る。
- メリット
- GUI
- デメリット
- クライアントIDが必要
- Googleフォト埋め込みタグジェネレーター利用
- Googleフォト埋め込みタグジェネレーターにアクセス
- おとなしく権限を渡す。
- 画像を選んでタグを取得
- メリット
- 簡単
- デメリット
- 一括選択がめんどい
- サイズ変更がちょっとめんどい
- Google Drive利用
- Google DriveのGoogle Photosタグにアクセス。
- 画像をクリック
- 「新しいウィンドウで開く」をクリック
- 「アイテムを埋め込む…」をクリック
- メリット
- かんたん
- Google製
- デメリット
- 表示されるかされないかが安定しない
- 割りと手順を踏む必要がありめんどい
- Blogger利用
- Bloggerで新規投稿作成
- 画像の追加
- 「Google アルバム アーカイブから」を選択
- 画像をクリック
- HTML表示に切り替え
- コードをコピー
- メリット
- かんたん
- Google製
- Blog向けの記法
- デメリット
- 踏む手順がとても多くとても面倒
- とても面倒